本塩沢のお着物と、の八寸帯です。

織物の生産数が年々少なくなってきている中で,今回ご紹介の塩沢もその一つです。更にこちらの塩沢はのタイプなので、かなり希少になってくると思います。

縞や格子の柄は今後も生産されますが、絣のタイプは織れる職人が数える程しかいないそうです。
その職人も高齢なので、この美しい絣の塩沢は本当に希少になっていますので、
お早めにご覧になってください。

その希少な塩沢に今回「葛布(くずふ)」の帯を合わせてみました。
新潟県は小千谷市で織られている「おだきん」の葛布の帯は、
縦絣とボカシで表現されており、織の芸術品と言える一点ではないでしょうか。
夏、単衣の時期にピッタリの帯です。
こだわりのコーディネートで夏、単衣を楽しみませんか?


十日町お召しと、澤田麻衣子作の型絵染九寸帯です。

紬の産地で有名な十日町で織られておりまして、このお召しはとても珍しい織物です。非常に綺麗な色合いのお着物ですが、優しい色なので
年代に関係無く、暖かくなってくる4月や5月頃にお召頂きたいお着物となっております。

特に今回ご紹介させて頂きました、澤田麻衣子さんの可愛いらしい型絵染めの帯を合わせると、より爽やかなコーディネートになりますので、
春先のお出掛けに如何でしょうか?


くるまや工房作の本松煙染紬と、藤娘きぬたやの九寸帯です。

松の根や松の木等を不完全燃焼させ、煤から取り出した染料を
用いて染めたお着物になります。
化学染料では出せない色合いと、お単衣でもお召し頂けるような軽やか風合い生地となっております。

帯は当社で大人気の「藤娘きぬたや」さんの絞りの名古屋帯です。
色合いがとても優しくどんなお着物にも合わせやすく、名古屋帯ですので袷の時期だけではなく、6月、9月、と単衣のお着物にも合わせる事が出来、更に江戸小紋の様な染め物大島、結城等、紬にも合わせる事が出来る帯ですので、
カジュアルなシーンで帯合わせに迷われたら、こちらの「きぬたや」さんの帯は如何でしょうか?